ビットコインの自動売買システム 手法編 アービトラージ
ビットコインの自動売買システムを作るにあたって、1番の肝となるのはどのようなアルゴリズムでビットコインの売買を行うかということです。
ビットコイン取引で利益を出すためには株やFXなどと同じように安く買って、高く売ることが必要となります。
その買い時、売り時を正確に判断できるアルゴリズムを作ることができれば必ず利益を出すことができます。
予測は簡単ではない
しかし当然ですが、ビットコインの価格を予想することは簡単ではありません。
機械学習などを取り入れて、円相場や直近の値動きから値を予想するということをやっている人をWeb上で見かけたのですが、あまりうまく行っている様子はみられませんでした。
そんな風にビットコインについて調べているときに見つめた手法が
「アービトラージ」
という戦略です。
アービトラージとは
裁定取引(アービトラージ)とは、同一の価値を持つ商品の一時的な価格差(歪み)が生じた際に、割高なほうを売り、割安なほうを買い、その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得しようとする取引のこと。機関投資家などが、リスクを低くしながら利ざやを稼ぐ際に利用する手法です。
ビットコインの取引を出来る場所は1つではありません。
コインチェック・ビットフライヤー・Zaif など様々な取引所が存在します。
そして驚くことにそれらの取引所によってビットコインの購入金額は違うのです。
アービトラージはその取引所間の差によって異なる購入金額を利用することによって利益を出す手法になります。
調べてみれば分かることなのですが、アービトラージは理論上必ず利益がでる手法になりますが、勿論注意しなければならないことはたくさんあります。
具体的な例を出すと
などなどです。
理論上は100%利益が出るはずですが、絶対儲かるとは限らないのです。
とはいえ、リスクの少ない手法の1つであることには変わらないので試してみようかと思います。